家事出来ない状態じゃ不可能

「駄目よ。まだ早い」早っ…って、何がさ!友達、高校時代より寮住まい、自立中な方が。

「そりゃ立派だ。けど貴女は別。経験もねー上、家事もろくに出来ぬ怠け者。掃除や洗濯せぬ筈」うっ。す、するわ!

「嘘吐け、楽々な生活を夢見てるのみ」ち、違う!「表情に見え見え」バカ!娘がこーも誠心誠意、頼み込むのを無下に断る親、どこにいて?

「此処さ」畜生、絶対やり遂げる!そー決めた!出てかねば。「頑固ねぇ」頑固は親譲り!「血筋かねぇ。貴女のパパも、発言は撤回せぬタイプでさぁ。本当に大変」

一人暮らしさせろ!「五月蠅いよ」ふん、結局駄目かぁ。相談しただけ無駄、時間と徒労を時間返せ!「なんつー事を」へっ、そーも怒る位なら、はよさせてや!

「ふぅ。家事出来ない状態じゃ不可能っしょ!」大丈夫!貯金を切り崩せば!「ねーものをどう?」ほら以前、定額・・・。「あれは違う、駄目!」強情すぎ「はい?」